川口金属工業株式会社の前身は1937年に軍需工場として設立された川口製鉄株式会社という会社でした。現在の株式会社川口金属工業第1工場はその設立時に建設されたもので、現在も同じ場所で稼働しています。 終戦後、解散となった川口製鉄株式会社の工場を初代社長が引き取り、民間向け鋳造会社として川口金属工業株式会社を設立しました。
ものづくりの会社から
トータルソリューションへ
川金コアテックは1948年に前身となる川口金属工業株式会社設立から
日本における鋳造・橋梁製品の開発において日本の最前線で歩みを続け、2023年には75周年を迎えました。
ものづくりの会社からトータルソリューションの会社へと変わってきたように、
次の100年・200年を見据えて日本、そして世界の安心・安全を追求できるようこれからも進化を続けます。
1948
川口金属工業株式会社を設立、鋳造品の製造を開始
1948
川口金属工業株式会社を設立、鋳造品の製造を開始
川口金属工業株式会社の前身は1937年に軍需工場として設立された川口製鉄株式会社という会社でした。現在の株式会社川口金属工業第1工場はその設立時に建設されたもので、現在も同じ場所で稼働しています。 終戦後、解散となった川口製鉄株式会社の工場を初代社長が引き取り、民間向け鋳造会社として川口金属工業株式会社を設立しました。
1958
橋梁用支承の設計・製造を開始
1964年に開催された東京オリンピックを前にして日本は社会インフラ整備を推し進め、東海道新幹線、東名や首都高などの高速道路をはじめとする大規模プロジェクトが次々に発足しました。国内に大小多数の川が流れる河川国日本では、同時に橋の建設が一斉に始まり、橋梁部材の需要も高まりました。当時は支承の材質が鋳物だったこともあり、川口金属工業株式会社は、時代の要請にこたえる形で橋梁用鋼製支承の設計・製造を開始しました。
1961
東京証券取引所第2部に上場 製鋼工場を新設
1967
大阪工場を伊丹市に新設
1971
油圧機器用ダクタイル鋳鉄の製造開始
1975
米国に特殊鋼鋳造製品輸出開始
1979
光陽精機株式会社がグループイン
1985
大阪支店を開設/兵庫工場を新設
1989
株式会社ノナガセがグループイン
1995
阪神淡路大震災が発生
それまで橋梁用支承の材質は鋳物が大半を占めていましたが、同年1月17日の阪神淡路大震災を機に状況が一変しました。地震発生時、想定以上の力が加わった鋳物の支承の多くは損傷し、橋梁にも大きな影響がみられました。そのため橋梁用支承に免震機能が求められるようになり、この震災が我々がゴム支承の開発に着手する非常に大きな転換点となりました。以降、鋳物とともに事業展開が一段と加速します。
1996
本社工場内にゴム支承製造ラインを新設
1997
名古屋営業所を開設 モジュラータイプ伸縮継手及び落橋防止装置の製作・販売を開始
1999
2400TF大型二軸試験機を本社工場に導入 国際品質保証規定「ISO9001」を取得
2004
福岡営業所を開設 川金テクノソリューション株式会社を設立
2007
茨城工場を開設
2008
グループ持株会社川金ホールディングスを設立 仙台営業所を開設
2009
株式会社川口金属工業を分割 株式会社川金コアテックを設立・事業継承 株式会社川金ビジネスマネジメントを設立
2010
ハノイ駐在員事務所を開設
2012
KAWAKIN CORE-TECH VIETNAM CO., LTD.を設立 札幌工場を開設 兵庫工場を閉鎖
2013
本社移転
2016
米国Dynamic Isolation Systems Inc.がグループイン
2019
名古屋営業所を開設
2022
新ブランドビジョン「THE ANSWER 未来を支える、確かな答えを。」を発表
1000TF/3500TF(国内最大級)大型二軸試験機を茨城工場に導入 川金テクノソリューション株式会社を株式会社川金コアテックと統合 一級建築士事務所登録
2023
イスタンブール支店を開設
耐震性能を発揮できる座屈拘束ブレースをイスタンブール工科大学とともに市場投入に向け共同研究を2022年から開始。共同研究中である同年2月にトルコ・シリア大地震が発生。トルコにおける建築物において適切な建築基準が徹底されていなかったことが被害増加につながった側面があるとも言われており、震災後には、現地の施設・道路管理者から開発中の座屈拘束ブレースと、当社の免震・制震・耐震用デバイスの早期投入の要請からイスタンブール支店を開設。
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